マドリーを中心に吹き荒れる大物移籍の嵐
2009年6月12日
今季の欧州移籍市場はレアル・マドリーを中心に大物の移籍が相次いでいる。
UEFA会長のプラティニが「移籍金の高騰が続くことは、ヨーロッパの大会におけるクラブ間の格差や、健全な移籍市場を維持する上で、大きな問題となりかねない」と語るように、今季のビッグネーム移籍金はもはや異常な額に達している。
その筆頭は先日マドリーへ移籍の決まったC.ロナウドだ。9600万ユーロ・約132億円にも達する移籍金は、サッカー史上最高額であり、しばらくこの額を抜く移籍は成立しないのではないかと思わせるほど。一方同じくマドリーへカカも史上3位の額である6800万ユーロ・約93億円で移籍するなど、今季の移籍市場はマドリーを中心にとんでもない額が動くこととなっている。
また、今季はイブラヒモビッチ(6000万ユーロ・約82.7億円で移籍濃厚)、リベリ(7000万ユーロ・約96.5億円で移籍の可能性)、ビジャ(4800万ユーロ・約66億円で移籍の可能性)、アグエロ(5200万ユーロ・約72億円で移籍の可能性)などなど、各クラブを代表するビッグネームがこぞって移籍を果たそうとしており、まるで昨今の世界不況などどこ吹く風、である。ただしこの中でもリベリとビジャはマドリー移籍の可能性が高く、いったいマドリーの財布はどうなっているのか、不可解でもあり、羨ましくもある状況だ。
ただしこのような移籍金に沸く市場の影では、財政難のクラブ売却も相次いでおり、先日158億円で売り出されたニューカッスルを筆頭とし、中には83億円で売り出されようとしているベティスなど、下手をしたら上記移籍金で買えてしまうようなクラブも少なくない。このような状況は、まさに異常な状況と言えるだろう。
ここ4~5年は影を潜めていた高額の移籍。1つのチームが始めると、そのチームを中心に激しい獲得合戦が行われると言われているが、やはり今季はマドリーを中心とした大物移籍ラッシュとなるのだろうか?
(サポティスタ海外情報部2号)
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サッカー選手の高額移籍金ランキング (AFP通信)
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