犬飼会長「あと1年で山田直輝とか原口元気がでてこないと」
2009年6月22日
20日、浦和の須原屋で、日本サッカー協会・犬飼基昭会長の著書「今日、有効な戦術が明日、通じるとは限らない」(宝島社新書)の発売を記念して、サイン会が行われた。

サイン会冒頭の挨拶では「浦和レッズの真実」などの著者・大野勢太郎さんが犬飼会長に日本代表の問題点と今後の展望について話を聞いた。
犬飼会長は1-2で逆転負けしたオーストラリア戦について「あんなのに負けてちゃ話にならない」と語り、「あと1年で、山田直輝とか原口元気とか、あの辺がでてこないと南アでいい成績は残せないだろうというのは、監督の岡田と一致した意見です」と、1年後の南アフリカW杯に向けて日本代表の課題を挙げた。
犬飼「ちょうど、協会の会長になって12ヶ月目になるんですけど、あっという間といえば、あっという間ですけど。本音を言わせてもらえば、レッズの社長のほうがずっと楽しいなと(笑)」大野「早々とウズベキスタン戦でW杯出場を決めた日本代表ですが、カタール戦は疲れのためにああいう試合になり、メルボルンではドイツの再現になってしまいました。ここで犬飼さんに、今の代表の問題点と安心していい部分について、2つ3つ伺います。それでは犬飼さん、ご起立お願いします。ぜひ逃げないで私の横に(笑) カタール戦はコンディションの問題があったとして、そのあと1週間の調整期間があったメルボルンのオーストラリア戦では、2点を取られてやられてしまいました。オーストラリアがよかったのか、日本代表の2番手のグループの選手に問題があったのか、どうなんでしょう?」
犬飼「新聞社の人がいるので話しづらいんですけど(笑) 代表の層が薄いというのが出ちゃったなと。中澤とか遠藤とか俊輔とか、あの辺がいないと質が落ちてしまうというのが今の代表の大きな問題だなと。オーストラリアはほんとヘタクソですよね。あんなのに負けてちゃ話にならないので、そうとうこれから気合を入れてやっていくつもりですけど。あと1年で、山田直輝とか原口元気とか、あの辺がでてこないと南アでいい成績は残せないだろうというのは、監督の岡田と一致した意見です」
大野「いろいろ一致しない点もあろうかと思いますが、そこは一致したところと考えてよろしいわけですね?」
犬飼「そうですね」
大野「岡田監督は、コメントから本音が汲み取りづらいのですけど、その中で『ベスト4』と言ったことが、大風呂敷だという人もいますし、そのくらい高い目標を持つべきだという人もいます会長としてはいかがですか?」
犬飼「目標は高いほどいいので、『ベスト4』というのは目標としては手ごろかなと。岡田監督は、ちょっとシャイな性格ですが、新聞を読んでいても、私と2人で話していいても、ほとんど同じことを言っていますよ。本音を言っています」
大野「ということは、それを実現できるために、この1年間で何をやるかですよね。これは会長の仕事になると思うのですが、強いところとガンガンやらせたいですね」
犬飼「今、いろいろな国から申し込みがあるので、いい経験をさせたいなと思っています」
大野「今決まっているところはないんですか?」
犬飼「オランダのフル代表とアウェーで対戦することが決まっています」
大野「それはすごくいいところですね。この1年間大変になると思うので体に気をつけて。簡単に、新聞記者が喜ばない話をしていただきました(笑)」



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