いまの浦和の状況はフロントが自ら招いた結果
2009年8月24日
最近、浦和の取材はしていないし、対戦もないので選手の情報もない。
その前提が許されるとして意見をするならば、
いまの状況はフロントが自ら招いた結果だと思う。
まず、選手がマスコミに対して公然と批判のコメントを残せる体質は
なんとしたって組織として健全な姿ではないと思う。
それは犬飼さんが浦和をビッグクラブにするために残してしまった弊害だ。
選手が社長に直接意見をすることを許されていたら、
監督を中心とした指揮系統がメチャクチャになるのは当然だ。
鹿島では、チームの現場の責任者は強化部長が担っている。
選手がチームに意見したいときは、まず強化部長に話が通り、
それを受けた強化部長が必要だと判断したら社長と話をすることになる。
浦和のようなケースはまずありえない。
そして、選手をコントロールすることを監督だけに任せているフロントは、
いまいったいなにをやっているのだろう?この期に及んで選手探してるのだろうか?
フロントなら、いま第一にやらなければならないことは明白だ。
それは、フィンケのサポートをすることだ。
せっかくフィンケを連れてきたのだから、
彼が仕事をしやすいようにしっかりフォローするのがフロントの一番の役割のはず。
闘莉王があれだけ好き勝手に発言できている様子を見ると、
誰もコントロールしていないようにしか見えない。
フィンケもこんなに仕事のしにくいクラブだとは思ってなかったんじゃないかな。
そもそも、フィンケがやりたいサッカーを実現できる選手は
今の浦和には少ないことは当初からわかっていたこと。
それを敢えて招聘したということはいまいる主力選手の首を切ることも辞さない、
その覚悟を持ってフィンケに数年間はチームを任せることを決めたのでは?
そのためには選手を育てたり、集めてきたりしなければいけないわけだから、
フィンケのサッカーをやるためにはあと2~3年かかる。
でも、いまの流れを見てるとフィンケを辞めさせたいとしか思えない。
選手をコントロールし、マスコミからフィンケを守ってあげないなら、
また監督交代しか道はなくなってしまうと思う。
だけど、監督を代えたって意味はない。
また同じことの繰り返しになるのは目に見えている。
良い選手を連れてきたって、良い監督を連れてきたって、
浦和はいまのチーム体質を改めない限り内紛がお家芸になってしまい
勝ち続けるチームにはなれないと思う。
(田中滋)



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