サッカーのクラブは絶対にツイッターを始めるべきです(2)
2009年10月10日

10月09日、マイコミ新書から「ツイッター 140文字が世界を変える」が発売された。
ツイッター(Twitter)は個々のユーザーが「つぶやき」を投稿し合うことでつながるコミュニケーションサービスだ。2006年7月にサービスが始まり、日本では2009年の春ごろから急速に広がりはじめた。
2009年8月の時点でサイト利用者(推定接触者)は193万人。前月比で2.2倍と利用者が急増中で、著名人の参加、企業のPRツール、ニュース媒体などの展開もあり、ブログやSNSに続くコミュニケーションツールとして大きな注目を集めている。
今回はそのツイッターの入門書となる「ツイッター 140文字が世界を変える」の著者・コグレマサトさんと編集者の田島孝二さんに、サポティスタ・岡田康宏が話を聞いた。
【レッズの記事だけは感情が丸出しなんです】
岡田●僕がコグレさんのネタフルを読んでいていいなと思うのは、IT系や芸能のニュースに混じって、ふつうに浦和レッズの記事が紹介されていることなんですよ。サポティスタはサッカー情報サイトなので、見に来る人はすでにサッカーが好きな人だけど、ネタフルのように他のニュースと一緒に浦和レッズの記事が並んでいると、サッカーに興味のない人でも自然に目に入ってくるじゃないですか。それってサッカーの裾野を広げていくという意味では大切なことだと思うんです。
コグレ○サッカーには全然興味がなかったけどなんとなく浦和レッズを応援するようになりました、とときどき言われますね。サッカーには興味がないけど、ネタフルで書かれているサッカーの記事は好きです、とか。僕は普段の記事はあまり感情を表に出さないように書いているんですけど、唯一の例外がアップルの話とレッズの話で、そこだけ感情が丸出しなんですよ。
岡田●そういうのは日常的に読んでいると絶対に影響を受けますよね。著書のプロフィールにも「アルファブロガー」と並んで「浦和レッズサポーター」とはっきり書いてありますからね。
コグレ○そこは外せないんです。自分を形作っている大切なものの1つなので。僕は幼稚園の頃から浦和に住んでいるんですけど、浦和の街に対する思い入れってほとんどなかったんですよ。だけど、レッズができてから浦和の街が大好きになって、飲みに行くのも浦和だし、自分の街だって思わせてくれるようになったんですね。
岡田●スタジアムでの観戦というのは、人と人との繋がりが出てくるとどんどんおもしろくなっていくものだし、そこで仲間が増えると離れられなくなっていく。社会人になると普段は別々の場所で働いているけど、週に1度スタジアムで集まる、みたいな形になるので、コミュニケーションのツールとして、ツイッターとはすごく相性が良いと思うんですよね。
コグレ○すぐにオフィシャルでやるのは難しいかもしれないですけど、例えばレッズの試合についてつぶやくときは「#reds」のハッシュタグを付けてつぶやくとかのルールができれば、スタジアムの中でも見えない繋がりができて、共感の輪が広がっていくと思うんです。そうすればスタジアムに足を運ぶ楽しみも増えると思うし。またネットの良いところは、スタジアムにいない人でもそのやり取りを見ることができることなので、そうなると、スタジアムを越えて輪が広がっていくのかなと思います。
クラブがオフィシャルで始めれば、興味本位の人も含めてフォローする人もでてくると思うんです。そういうのを見ているうちに選手の名前を覚えたり、ニュースでそのクラブの話題が出てくると気になるようになっていく。接触する機会が増えれば、親近感が沸いてくるものですからね。
田島○そのうち普通に使われるツールになると思うのですが、今使い始めれば話題になる。そこは早い者勝ちという気がするんですよね。そういうタイミングだと思います。
【サッカーのクラブは絶対にツイッターをやるべき】
岡田●日本サッカーの場合、マスコミがボトルネックになっている部分が確実にありますからね。中田英寿がネットを通じてファンに直接メッセージを届けることでイメージを大きく変えたように、Jリーグのクラブや選手ももっとネットを上手に使えばといいと思うんですけどね。
コグレ○浦和レッズは今年、かなりマスコミとの接触のコントロールをしているじゃないですか。監督がオフィシャルでコメントを出すようになったりして。だから、闘莉王の一言がセンセーショナルに取り上げられて「監督と対立」みたいに報じられたとき、そうじゃなくて実はこういう意図で言ったんだよ、とつぶやくことができれば、すべての誤解が一瞬で解けるのかなという気はしますね。
岡田●連敗中にマスコミが反フィンケ監督のキャンペーンを張っているときも、ネットを通じて情報を得ているレッズのサポーターは比較的冷静で、むしろマスコミ報道に対して違和感を持っていましたからね。闘莉王が直接つぶやくのが良いかどうかは分からないけど、監督やコーチ、クラブの広報が直接メッセージを出すというのはいいかもしれませんね。アメリカのメジャーリーグサッカーではチェアマンがやっていますからね。
コグレ○ぜひ、ツイッターでクラブや選手とサポーターが直接繋がると良いですね。思っていることがダイレクトに伝わるというのは、とても大切なことですから。本当に、サッカーのクラブは絶対にツイッターを始めるべきですよ。
【関連サイト/twitterなど】
コグレマサト
http://twitter.com/kogure
マイコミ新書編集部
http://twitter.com/MYCOM_SHINSHO
岡田康宏(supportista)
http://twitter.com/supportista
J'sGOAL(Jリーグ公認ファンサイト)
http://twitter.com/jsgoal
ウィントスくん(サガン鳥栖)
http://twitter.com/sagantosu
Albirex Singapore FC(アルビレックス新潟シンガポール)
http://twitter.com/ALB_S_FC
田邊伸明さん(FIFA公認代理人)
http://twitter.com/jebetanabe
宇都宮徹壱さん(ライター・カメラマン)
http://twitter.com/tete_room
スポルタァァァ! - スポーツ観戦ライブ共通ツール
スポーツ観戦専用のtwitterアカウントに自動的にリプライを送ることでスポーツ観戦するファンやサポーターのつぶやきを共有できるサービス。現在、βテスト中。




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