ドメネク監督、協会関係者から解任要求される
2009年12月18日
TheNewYorkTimesおよびGoal.comなどが報じたところによると、フランス代表のレイモン・ドメネク監督が、同国サッカー協会(以下FFF)の関係者から辞任要求を突きつけられているようです。
ある意味"身内"であるはずのFFF関係者から辞任を要求される、というのは、前代未聞のことといえるでしょう。
訴えを起こしたのは。グイ・シャンビリー氏。同氏は、レイモン・ドメネク監督の解任を要求すると同時に、彼を任命したFFF会長ジャン・ピエール・エスカレッテ氏については留任を求めています。
同国内のサッカーファンの間では、内容が伴わないドメネク監督への批判が根強くあります。そこにきて、先日話題になった、W杯予選プレーオフ・アイルランド戦におけるティエリ・アンリの"handball"事件。
あのゴールがなければ、フランスは予選落ちした可能性が高い。いわば、フランスは「ハンドと疑わしいプレーでW杯行きを決めた」と揶揄される立場になったわけです。誇り高いフランス国民にとっては、非常に不名誉なこと。シャンビリー氏の訴えには、こうした背景がありそうです。
NYTimesの記事によると、シャンビリー氏は「FFFメンバーの大多数は、ドメネク留任を望んでいない」とのこと。メディアを巻き込んだ論争を起こし、世論をドメネク監督解任へ誘導することが目的であるようです。
ちなみに、ドメネク監督は7月と10月に行われたFFFの信任投票で、いずれも過半数以上の票を得た経緯があります。「民主的に」決まった人間をこういう形で引きずり降ろす手法には賛否あるでしょうが、それだけ監督への危機感が強い、ということなのかもしれません。良きにつけ悪しきにつけ、日本ではなかなか期待できない事態といえそうです。
(サポティスタ海外情報部)
LINK
French Federation Member Calls For Domenech Departure (TheNewYorkTimes)
World Cup 2010: France coach Raymond Domenech criticised by French FA member(Goal.com)


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