FIFA会長「ビデオ導入認めない」
2009年12月20日
Foxsports.com.auなどが報じたところによると、FIFAのゼップ・ブラッター会長は、ビデオによるリプレイについて認めない方針を改めて示したとのことです。
事の発端は、ワールドカップ欧州予選プレーオフ・フランスvs.アイルランドにおける、ティエリ・アンリによる神の手ならぬ「仏の手」。英字媒体ではシンプルにhandballと記載されるなど、アンリが手でボールを扱ったことは既成事実とされています。
当然ながら、フィールドプレーヤーは手を使えません。少なくとも、アンリのハンドを取るべきであり、明白な誤審といえるもの。主審にも副審にも見えづらい位置で起きたファウルだけに、ビデオ判定の導入が改めて叫ばれていました。
しかし、ブラッター会長は改めて「人の手によるジャッジ」を強調。自身の任期の間は、この問題を蒸し返さないことを提案しています。
「レフェリーはこれからも人間であり続ける。ゲームを止め、モニターを使って判定するようなことはしない。このテーマを協議するのはこれきりにしたい。議論は終了だ」
なお、同試合は全世界に向けて中継されており、数千万人単位の人々がアンリのハンドを、そして試合終了直後にアイルランドの選手を慰める同選手の姿を目撃しています。
こうした「フェアに見えない」光景含めてすべてが流されるのが、現代におけるサッカーです。ブラッター会長の判断は、伝統を重んじるあまり、前時代的に過ぎるようにも思えます。
(サポティスタ海外情報部)
link
FIFA president Sepp Blatter adamant football will not use TV replays(Foxsports.com.au)


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