テロが発生して代表に影響があった場合はインタビューを
2010年1月 6日
イエメンで日本代表の取材をする宇都宮徹壱さんに民放局から電話インタビューの依頼がきたという。連絡があったのは2つの民放局からで、内容としては「現地の治安に関する証言」を求めていたと。
そのうちの一方のメールには「万一、テロが発生して代表に影響があった場合は、インタビューをお願いします」という主旨の一文が添えてあり、宇都宮氏はこの一文から「日本の一般メディアが潜在的に何を望んでいるかを垣間見たような気がした」という。
さらに宇都宮氏は続ける。
「今回のイエメン戦で私が最も理不尽に感じるのは、こうした不安をあおる報道が重視される一方で、肝心の試合についてはまったく放映されないという、日本のメディアの度し難いほどのサッカーに対する冷淡さである」
平山相太、渡邉千真、柏木陽介、山田直輝、吉田麻也、槙野智章、こういった将来有望な選手たちがピッチに揃う試合、何人かの選手にとっては代表デビューとなる試合が日本で中継されないのはなにごとかと。
宇都宮氏は、この試合を「「報道」されても「中継」されないイエメン戦」と表現している。
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「テロの脅威」で隠されていた現実
「報道」されても「中継」されないイエメン戦(宇都宮徹壱)


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