ゴールに見放されている男たち
2010年1月22日
イングランドのプレミアリーグと言えば、DFでも屈強な大男がセットプレーからボカスカとゴールを決めるイメージがなんとなくあるような気がしますが、やはりまったくゴールから見放される人というのはどこの世界にもいるもので。
ということで今回は、イングランド・プレミアリーグの現役選手でリーグ戦に50試合以上出場しているにも関わらず、いまだにゴールを決めたことがない選手を集めてみました。以下、名前と出場試合数(つまりノーゴールの試合数)、クラブ所属歴です。
【ゴールから見放されている男たち】
DFヘリタ・イルンガ 50試合
(2008~ ウェストハム)
DFジョアン・ジュルー 58試合
(2004~2006、2007~ アーセナル、2007 バーミンガム)
DFジョン・パントシル 74試合
(2006~2008 ウェストハム、2008~ フルアム)
DFフィリップ・バーズリー 77試合
(2005 ~2006 マンチェスターU、2007 アストンヴィラ、
2008~ サンダーランド)
MFジョン・オビ・ミケル 99試合
(2006~ チェルシー)
DFパウロ・フェレイラ 103試合
(2004~ チェルシー)
DFナイロン・ノズワージー 113試合
(2005~ サンダーランド)
MFリチャード・ヒューズ 114試合
(2002~ ポーツマス)
DFアーロン・モコエナ 114試合
(2005~2009 ブラックバーン、2009~ ポーツマス)
DFトニー・ヒバート 198試合
(2000~ エヴァートン)
こう見てみると、SBが多い気がします。あと、ミケルは中盤なのでちょっと意外でした。でも、やっぱり金字塔はエヴァートン不動の右SBヒバート。リーグ戦198試合に加えて、FAカップ17試合、リーグカップ13試合、その他の公式戦19試合と、キャリア通算247試合連続ノーゴール。81年2月20日生まれの28歳に、果たして歓喜の時は訪れるのでしょうか。
【キャリア通算で337試合ノーゴールを継続中】
ちょっと世界に目を広げてみると、有名なエピソードではありますが、凄まじい記録を更新し続けている選手が1人います。その男の名はエリック・アビダル。言わずと知れたバルセロナの左SBを務めるバリバリのレギュラーは、プロキャリアをスタートさせたモナコで22試合、リールで62試合、リヨンで76試合、バルセロナでも1月21日現在で66試合と、リーグ戦トータルで226試合ノーゴール。
これに、国内カップ戦(フランス、スペイン含む)の19試合、ヨーロッパのカップ戦の47試合、フランス代表の45試合(※以上、スペイン「MARCA」参照)が加えられ、キャリア通算で337試合ノーゴールを継続中。オーバーラップもするし、CBを務めるほど高さもあるのに、ここまでゴールを挙げない徹底ぶりは美しくすらありますね。
【清水・児玉新はリーグ出場123試合目にして初ゴール】
Jリーグでは昨年、清水の児玉新がリーグ出場123試合目にして初ゴールを記録。現在、リーグ戦でいうと、草津のチェ・ソンヨンが117試合、名古屋の阿部翔平が102試合、C大阪の尾亦弘友希が98試合連続ノーゴールを続けています。
プレミアやバルサ、Jリーグを見ていて、上記の選手がゴールを決めたら、あまりにも喜び過ぎたり、感慨に耽り過ぎたりしていても、ちょっと大目に見てあげて下さい。
なお、今週のFoot!は粕谷秀樹さんをお迎えして“ヒデキのプレミア講座”をお届けします。ビッグ4崩壊の要因、カペッロに薦めたいイングランド代表のプランBなどを、粕谷さんプレゼンツでお送りしますので、お楽しみに!
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