内田篤人を蝕む謎の疲労
2010年1月30日
日本代表合宿にて、内田篤人(21)が慢性疲労からの体調不良を訴えた。
内田は昨年半ばから疲労の蓄積を訴えており、ACLでは試合中に嘔吐することさえあった。この症状を治すべくオフシーズンには1ヶ月ほどしっかりと休養をとったようだが、代表合宿にきて去年の症状をひきずっていることが判明したようだ。
これは内田にとってもショックだったようで報道陣の取材にも
このままシーズンが始まったら困るよね
という不安なコメントを残している。
この症状を聞いて思い出されるのが、清水エスパルスに所属する元日本代表の市川大祐(29)だ。日本代表に選出されていた1999年のこと、慢性的な疲労を訴えた市川はオーバートレーニング症候群と診断され、それからしばらくの間は休養やパフォーマンスの低下を余儀なくされた。内田のこの症状は市川の時に似ている気がする。一方で休養によっても回復しなかったことから、甲状腺や場合によってはメンタル的な病気である可能性も否定できない。
個人的に最も問題だと思うのは、この状況が長らく続いていること。周囲にいるはずの代表や鹿島スタッフは何をしているのだろうか。仮にも内田はたった21歳の若者であり、こんなときこそ大人が手を差し伸べ救ってあげるべきだろう。少なくとも代表やチームの合宿を切り上げさせ、しばらく休養させることが必要ではないかと思うのだが…。
(中山記男)
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