アーセナルには15ヶ国から23人、外国人率85%
2010年2月19日
今週から再開されたUEFAチャンピオンズリーグ。早速、ハイレベルなゲームが繰り広げられた訳ですが、ロナウジーニョ、セードルフ、マクーン、クロルドルップ、ロッベンなど、いわゆる“外国籍選手”に該当する選手が軒並みゴールを挙げています。
そこで、今回はベスト16に残ったクラブ別に、グループステージ(以降、GS)に出場した選手の中に占める外国籍選手の割合を調べてみました。
データは、(1)GSに出場した全選手数(2)GSに出場した外国籍選手数(3)GSに出場した自国選手数(4)GSに出場した全選手中に外国籍選手が占める割合(5)外国籍の内訳 です。
【アーセナル】
(1)27人(2)23人(3)4人(4)85%
(5)フランス7、スペイン3、ポーランド、イタリア、ベルギー、コートジボワール、
チェコ、ブラジル、ウェールズ、カメルーン、クロアチア、オランダ、メキシコ、
ロシア、デンマーク
【バルセロナ】
(1)19人(2)10人(3)9人(4)53%
(5)ブラジル2、メキシコ2、フランス2、マリ、コートジボワール、スウェーデン、
アルゼンチン
【バイエルン・ミュンヘン】
(1)16人(2)9人(3)7人(4)57%
(5)オランダ2、クロアチア2、ベルギー、フランス、アルゼンチン、トルコ、
ウクライナ
【ボルドー】
(1)22人(2)8人(3)14人(4)36%
(5)ブラジル3、アルゼンチン2、チェコ、マリ、モロッコ
【チェルシー】
(1)22人(2)15人(3)7人(4)68%
(5)フランス3、ポルトガル2、ブラジル2、チェコ、セルビア、ガーナ、ナイジェリア、ドイツ、ロシア、コートジボワール、イタリア
【CSKAモスクワ】
(1)17人(2)8人(3)9人(4)47%
(5)ナイジェリア2、リトアニア、チリ、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、
ブラジル、チェコ
【フィオレンティーナ】
(1)19人(2)7人(3)12人(4)37%
(5)セルビア、デンマーク、ブラジル、ペルー、モンテネグロ、アルゼンチン、
ルーマニア
【インテル】
(1)18人(2)15人(3)3人(4)83%
(5)ブラジル4、アルゼンチン4、コロンビア、ルーマニア、セルビア、ポルトガル、
オランダ、ガーナ、カメルーン
【リヨン】
(1)19人(2)8人(3)11人(4)42%
(5)ブラジル3、アルゼンチン2、スウェーデン、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、
カメルーン
【マンチェスターU】
(1)26人(2)17人(3)9人(4)65%
(5)ブラジル3、アイルランド2、オランダ、ポーランド、フランス、セルビア、
北アイルランド、ウェールズ、韓国、ポルトガル、スコットランド、エクアドル、
ブルガリア、イタリア
【ミラン】
(1)19人(2)9人(3)10人(4)47%
(5)ブラジル4、オランダ2、グルジア、チェコ、フランス
【オリンピアコス】
(1)19人(2)11人(3)8人(4)58%
(5)ブラジル3、スペイン2、フランス、スウェーデン、ポーランド、モロッコ、
イタリア、アルゼンチン
【ポルト】
(1)18人(2)13人(3)5人(4)72%
(5)ブラジル4、アルゼンチン4、ウルグアイ3、コロンビア2
【レアル・マドリー】
(1)20人(2)12人(3)8人(4)60%
(5)アルゼンチン3、ポルトガル2、ブラジル2、オランダ2、フランス2、マリ
【セビージャ】
(1)20人(2)12人(3)8人(4)60%
(5)フランス3、ブラジル3、アルゼンチン2、コートジボワール2、セルビア、マリ
【シュトゥットガルト】
(1)19人(2)8人(3)11人(4)42%
(5)メキシコ、オランダ、コートジボワール、フランス、ベラルーシ、セルビア、
ルーマニア、ロシア
【突出しているのは、アーセナルの85%とインテルの83%】
外国籍選手が半分以上を占めているクラブ数は、16クラブ中10クラブ。突出しているのは、アーセナルの85%とインテルの83%でしょうか。まあ、インテルは“Internazionale”を自称しているくらいですから、違和感ないんですけどね。面白いところでいうと、ポルトは72%ですけど、外国籍選手13人は全員が南米の選手たち。ゲームを見ていても、フッキを筆頭として完全に溶け込んでいる印象です。
また、ボルドーとフィオレンティーナは共に36%、37%と自国の選手を多数起用しながら魅力的なチームを構成して、一定以上の結果を残しています。財政面のことも考えれば無理な補強のできないクラブ同士かもしれませんが、何とか頑張って行けるところまで行って欲しくなってしまいますね。
パーセンテージより単純な選手数だけで見ると、アーセナル、チェルシー、ユナイテッドのプレミア勢が抜きん出ています。アーセナルは15カ国、チェルシーは11カ国、ユナイテッドは14カ国と、まさに多国籍軍団。逆にミランやレアル・マドリーは前者が5カ国で、後者が6カ国と、以前のようなイメージではなくなってきているのかもしれません。
【国別ではブラジル、フランス、アルゼンチンがトップ3】
国籍別選手数でいうと、ブラジルが35人でダントツ、以下、フランス22人、アルゼンチン21人がトップ3。コートジボワール、ナイジェリア、カメルーンなどアフリカの国籍を持つ選手も散見される中で、アジアはユナイテッドのパク・チソンのみ。果たしてCSKAモスクワに移籍した本田圭佑は、決勝ラウンドで出場することができるでしょうか。
ただ、ベスト16へ進出したクラブが所属しているリーグで、EU加盟国の選手保有に制限を設けているリーグはなく、さらにダブルパスポート、新たな国籍取得など、いわゆる“外国籍選手”にも色々なパターンがあり、ちょっと日本人の感覚ではわかりにくい面もあるので、この数字がそのまま「海外から選手をいっぱい引っ張ってきて」というモノとは違う、ということも念頭に置く必要がありそうです。
なお、今週のJ SPORTS「Foot!」は番組初登場となる関塚隆さんをお迎えして、“チャンピオンズリーグ&ヨーロッパリーグ決勝ラウンド1回戦ハイライト”をお送りしますので、お楽しみに!
WORLD SOCCER NEWS「Foot!」
初回放送は毎週金曜23:00-24:00。


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