ワールドカップメンバーの平均年齢比較
2010年5月20日
6月11日の開幕が近付くに連れ、大枠から少しずつ23人の出場枠に向けてスリム化が始まっている、ワールドカップへ臨む各国代表選手たち。この時期になると、本番が迫っていることを一層実感させられます。
そんな中、今回ご紹介したいのは前回のドイツ大会にも出場し、開幕間近の南アフリカ大会に連続で出場している全19カ国のメンバー平均年齢の推移。それに加えて最年少メンバーと最年長メンバー、そして2大会連続出場の可能性を秘めた選手の数(日本、ブラジル、スイスは23人確定)も挙げてみました。
まだ最終メンバー確定前とはいえ、そこまで現時点と大きな誤差にはならないと思います。以下、どうぞ!
なお、各国1行目のデータは、
【国名】前回のメンバー平均年齢→今回のメンバー候補平均年齢(平均年齢差)
となっています。また、メンバー候補は5/20時点のものになります。
【メキシコ】27.3→26.9(-0.4)
最年少:ジョナタン・ドス・サントス…20歳
最年長:オスカル・ペレス…37歳
2大会連続出場候補:7人
【フランス】28.5→27.4(-1.1)
最年少:ユーゴ・ロリス…23歳
最年長:ウィリアム・ギャラス、ティエリ・アンリ…32歳
※2人は生年月日が一緒!
2大会連続出場候補:7人
【アルゼンチン】26.4→26.8(+0.4)
最年少:ハビエル・パストーレ…20歳
最年長:マルティン・パレルモ…36歳
2大会連続出場候補:7人
【韓国】26.0→26.8(+0.8)
最年少:キム・ボギョン…20歳
最年長:イ・ウンジェ…37歳
2大会連続出場候補:7人
【イングランド】25.3→26.8(+1.5)
最年少:セオ・ウォルコット…21歳
最年長:デイヴィッド・ジェームズ…39歳
2大会連続出場候補:13人
【アメリカ】27.2→26.5(-0.7)
最年少:ジョジー・アルティドール…20歳
最年長:マーカス・ハーネマン…37歳
2大会連続出場候補:10人
【ドイツ】26.3→25.1(-1.2)
最年少:トニー・クロース…20歳
最年長:ハンス・ヨルグ・ブット…36歳
2大会連続出場候補…8人
【オーストラリア】27.9→27.2(-0.7)
最年少:トミー・オアー…18歳
最年長:マーク・シュウォーツァー…37歳
2大会連続出場候補…14人
【セルビア】27.2→25.1(-2.1)
最年少:ロドサフ・ペトロヴィッチ…21歳
最年長:デヤン・スタンコヴィッチ…31歳
2大会連続出場候補…4人
※前回はセルビア・モンテネグロ代表として出場
【ガーナ】24.6→24.3(-0.3)
最年少:アギェマン・バドゥ…19歳
最年長:ハンス・サルペイ…33歳
2大会連続出場候補…11人
【オランダ】26.4→27.2(+0.8)
最年少:フルノン・アニータ…21歳
最年長:サンデル・ボスフケル…39歳
2大会連続出場候補…13人
【日本】27.5→27.8(+0.3)
最年少:森本貴幸…22歳
最年長:川口能活…34歳
2大会連続出場…8人
【イタリア】28.3→27.7(-0.6)
最年少:レオナルド・ボヌッチ…23歳
最年長:ファビオ・カンナヴァーロ…36歳
2大会連続出場候補…9人
【パラグアイ】27.3→27.6(+0.3)
最年少:ロドルフォ・ガマーラ…21歳
最年長:デニス・カニサ…35歳
2大会連続出場候補…10人
【ブラジル】27.8→28.6(+0.8)
最年少:ラミレス…23歳
最年長:ジウベルト…34歳
2大会連続出場…8人
【コートジボワール】25.5→25.8(+0.3)
最年少:ラシーナ・トラオレ…20歳
最年長:ディディエ・ドログバ…32歳
2大会連続出場候補…16人
【ポルトガル】27.9→27.7(-0.2)
最年少:ファビオ・コエントロン…22歳
最年長:デコ…32歳
2大会連続出場候補…8人
【スペイン】25.2→25.8(+0.6)
最年少:ダビド・デ・ヘア…19歳
最年長:マルコス・セナ…33歳
2大会連続出場候補…13人
【スイス】24.0→26.8(+2.2)
最年少:シェルダン・シャキリ…18歳
最年長:ブレイズ・エンクフォ…35歳
2大会連続出場…9人
【全体で平均を出せば、ほとんど年齢の推移はないという結果に】
最も平均年齢が下がったのはセルビアで2.1歳の若返り。一方、最も平均年齢が上がったのは、前回大会の出場32カ国中最も平均年齢の低かったスイスで2.2歳の高齢化。19カ国の平均年齢推移は+0.04歳と、全体数で平均を出せば、ほとんど年齢の推移はないという結果が出ました。
2大会連続出場候補選手が最も多かったのは、コートジボワールの16人。最も少なかったのは国が分裂したセルビアの4人を除けば、フランスとアルゼンチンと韓国の7人。
フランスではヴィエラ、ベンゼマ、ナスリらが落選。アルゼンチンでもカンビアッソやサネッティ、ガゴ、アイマールらが落選したことを考えると、どんだけ層が厚いんだと思ってしまいますね。
他に目を引く数字を残しているのはガーナ。前回も平均24.6歳と非常に若いメンバー構成だったにも関わらず、今回はさらに0.3歳若返って平均24.3歳に。それでも、キングソンやサルペイ、アッピアーら2大会連続出場の“アラサー世代”を抱えながらのこの平均年齢ですから、若い選手が続々と台頭してきているのが見て取れますね。
【4大会連続出場(メンバー入り)の可能性があるのは7人のみ】
日本を他国と比較してみると、最年少と最年長の振れ幅はさほど大きくないものの、平均年齢は高いので、全体的な年齢層は高めのようです。また、ワールドカップを経験している選手が8人とやや少ない印象もありますが、この19カ国の2大会連続出場候補選手平均は9.6人なので、他国よりは若干少なめとはいえ、極端な数字というわけでもなさそうです。
最後に、1998年のフランス大会から数えて4大会連続出場(メンバー入り)の可能性があるのはカンナヴァーロ、ブッフォン、カニサ、アンリ、リオ・ファーディナンド、川口、楢崎の7人のみ。中でも同一国内でGK2人が4大会連続出場というのは、おそらく世界的にも非常に珍しいことだと思います。ギネスブックに申請できないですかねえ。
なお、今週のFoot!は、アデマール・ペレイラ・マリーニョさんをお迎えして、あんまり魅力的とは言いがたいメンバー構成で南アフリカへ乗り込むことになった“ブラジル代表特集”をお送りしますのでお楽しみに!
WORLD SOCCER NEWS「Foot!」
初回放送は毎週金曜23:00-24:00。


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