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ワールドカップメンバーの平均年齢比較

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土屋雅史(J SPORTS「Foot!」

6月11日の開幕が近付くに連れ、大枠から少しずつ23人の出場枠に向けてスリム化が始まっている、ワールドカップへ臨む各国代表選手たち。この時期になると、本番が迫っていることを一層実感させられます。

そんな中、今回ご紹介したいのは前回のドイツ大会にも出場し、開幕間近の南アフリカ大会に連続で出場している全19カ国のメンバー平均年齢の推移。それに加えて最年少メンバーと最年長メンバー、そして2大会連続出場の可能性を秘めた選手の数(日本、ブラジル、スイスは23人確定)も挙げてみました。

まだ最終メンバー確定前とはいえ、そこまで現時点と大きな誤差にはならないと思います。以下、どうぞ!

なお、各国1行目のデータは、
【国名】前回のメンバー平均年齢→今回のメンバー候補平均年齢(平均年齢差)
となっています。また、メンバー候補は5/20時点のものになります。

【メキシコ】27.3→26.9(-0.4)
最年少:ジョナタン・ドス・サントス…20歳
最年長:オスカル・ペレス…37歳
2大会連続出場候補:7人

【フランス】28.5→27.4(-1.1)
最年少:ユーゴ・ロリス…23歳
最年長:ウィリアム・ギャラス、ティエリ・アンリ…32歳
※2人は生年月日が一緒!
2大会連続出場候補:7人

【アルゼンチン】26.4→26.8(+0.4)
最年少:ハビエル・パストーレ…20歳
最年長:マルティン・パレルモ…36歳
2大会連続出場候補:7人

【韓国】26.0→26.8(+0.8)
最年少:キム・ボギョン…20歳
最年長:イ・ウンジェ…37歳
2大会連続出場候補:7人

【イングランド】25.3→26.8(+1.5)
最年少:セオ・ウォルコット…21歳
最年長:デイヴィッド・ジェームズ…39歳
2大会連続出場候補:13人

【アメリカ】27.2→26.5(-0.7)
最年少:ジョジー・アルティドール…20歳
最年長:マーカス・ハーネマン…37歳
2大会連続出場候補:10人

【ドイツ】26.3→25.1(-1.2)
最年少:トニー・クロース…20歳
最年長:ハンス・ヨルグ・ブット…36歳
2大会連続出場候補…8人

【オーストラリア】27.9→27.2(-0.7)
最年少:トミー・オアー…18歳
最年長:マーク・シュウォーツァー…37歳
2大会連続出場候補…14人

【セルビア】27.2→25.1(-2.1)
最年少:ロドサフ・ペトロヴィッチ…21歳
最年長:デヤン・スタンコヴィッチ…31歳
2大会連続出場候補…4人 
※前回はセルビア・モンテネグロ代表として出場

【ガーナ】24.6→24.3(-0.3)
最年少:アギェマン・バドゥ…19歳
最年長:ハンス・サルペイ…33歳
2大会連続出場候補…11人

【オランダ】26.4→27.2(+0.8)
最年少:フルノン・アニータ…21歳
最年長:サンデル・ボスフケル…39歳
2大会連続出場候補…13人

【日本】27.5→27.8(+0.3)
最年少:森本貴幸…22歳
最年長:川口能活…34歳
2大会連続出場…8人

【イタリア】28.3→27.7(-0.6)
最年少:レオナルド・ボヌッチ…23歳
最年長:ファビオ・カンナヴァーロ…36歳
2大会連続出場候補…9人

【パラグアイ】27.3→27.6(+0.3)
最年少:ロドルフォ・ガマーラ…21歳
最年長:デニス・カニサ…35歳
2大会連続出場候補…10人

【ブラジル】27.8→28.6(+0.8)
最年少:ラミレス…23歳
最年長:ジウベルト…34歳
2大会連続出場…8人

【コートジボワール】25.5→25.8(+0.3)
最年少:ラシーナ・トラオレ…20歳
最年長:ディディエ・ドログバ…32歳
2大会連続出場候補…16人

【ポルトガル】27.9→27.7(-0.2)
最年少:ファビオ・コエントロン…22歳
最年長:デコ…32歳
2大会連続出場候補…8人

【スペイン】25.2→25.8(+0.6)
最年少:ダビド・デ・ヘア…19歳
最年長:マルコス・セナ…33歳
2大会連続出場候補…13人

【スイス】24.0→26.8(+2.2)
最年少:シェルダン・シャキリ…18歳
最年長:ブレイズ・エンクフォ…35歳
2大会連続出場…9人

【全体で平均を出せば、ほとんど年齢の推移はないという結果に】
最も平均年齢が下がったのはセルビアで2.1歳の若返り。一方、最も平均年齢が上がったのは、前回大会の出場32カ国中最も平均年齢の低かったスイスで2.2歳の高齢化。19カ国の平均年齢推移は+0.04歳と、全体数で平均を出せば、ほとんど年齢の推移はないという結果が出ました。

2大会連続出場候補選手が最も多かったのは、コートジボワールの16人。最も少なかったのは国が分裂したセルビアの4人を除けば、フランスとアルゼンチンと韓国の7人。

フランスではヴィエラ、ベンゼマ、ナスリらが落選。アルゼンチンでもカンビアッソやサネッティ、ガゴ、アイマールらが落選したことを考えると、どんだけ層が厚いんだと思ってしまいますね。

他に目を引く数字を残しているのはガーナ。前回も平均24.6歳と非常に若いメンバー構成だったにも関わらず、今回はさらに0.3歳若返って平均24.3歳に。それでも、キングソンやサルペイ、アッピアーら2大会連続出場の“アラサー世代”を抱えながらのこの平均年齢ですから、若い選手が続々と台頭してきているのが見て取れますね。

【4大会連続出場(メンバー入り)の可能性があるのは7人のみ】
日本を他国と比較してみると、最年少と最年長の振れ幅はさほど大きくないものの、平均年齢は高いので、全体的な年齢層は高めのようです。また、ワールドカップを経験している選手が8人とやや少ない印象もありますが、この19カ国の2大会連続出場候補選手平均は9.6人なので、他国よりは若干少なめとはいえ、極端な数字というわけでもなさそうです。

最後に、1998年のフランス大会から数えて4大会連続出場(メンバー入り)の可能性があるのはカンナヴァーロ、ブッフォン、カニサ、アンリ、リオ・ファーディナンド、川口、楢崎の7人のみ。中でも同一国内でGK2人が4大会連続出場というのは、おそらく世界的にも非常に珍しいことだと思います。ギネスブックに申請できないですかねえ。

なお、今週のFoot!は、アデマール・ペレイラ・マリーニョさんをお迎えして、あんまり魅力的とは言いがたいメンバー構成で南アフリカへ乗り込むことになった“ブラジル代表特集”をお送りしますのでお楽しみに!


土屋雅史(J SPORTS「Foot!」

WORLD SOCCER NEWS「Foot!」
初回放送は毎週金曜23:00-24:00。


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コメント

W杯招致のために
黄金世代は各国遠征を繰り返したから
主力になって当然
W杯開催決定してから若年層の各国遠征は大幅に縮小されましたとさ
おもしろい
日本は若手の育成に失敗したってことか
カニサがこんな長く代表に居続けるとはなぁ
>3
このデータだけでは何とも言えないんじゃない?
川口が西川になるだけで+0.3歳は相殺されるし。
考えてみれば、選手のピークが世界全体の傾向として下がっているとは言え、優秀な選手を選ぶわけだから、ある程度、平均年齢はあがって当然なんだよね。

問題は、年齢構成、バランスがとれているかどうか。ジーコの時と比べれば、さほど今の代表は問題はない。年齢だけで見ちゃうと、ベテラン優遇というが、単純に人材がいないってことだろう。

監督の選考というよりも、メディアはむしろ今の代表を選ぶしかないという人材の乏しさを指摘するべきだと思うけれど。協会含めた育成の問題でしょ。
ウォルコットは4年経ってもチーム最年少か
土屋さんの記事は為になって面白い
イタリアより日本の方が平均年齢が上なんだね
世界的に見ても今回はピークを過ぎたベテランが多い。
果たして活躍するのは、ロナウド、メッシ、ルーニーのような選手?
それともピークを過ぎたと思われるベテランか? 興味深い。
>>8
ちゃんと数字を出して判断しようとしているものね
日本だけがおかしいとか根拠も無い批判はウンザリ
日本がおかしいところなんてないよ。
他の国の協会より金かけてる割に強くならないってことぐらい。
日本はドイツと同じくGKの世代交代に失敗したな
標準偏差とかも出してくれよ
はあ?
標準偏差を出すなら、中央値も…ってならない(笑)?数値さえわかれば、いろいろ算出してあれこれ考えてみるのは楽しそうだね。
確かに。これで有意差有る無し等統計学的データを出したら
面白そう。
でもそれは協会の仕事かー。
日本の問題点は、ベテラン選手に国際経験が足りないということだな
単に「身体能力の衰えた選手」になりかねないということ
宇佐美や宮市が伸びてくるまでは辛抱
>中でも同一国内でGK2人が4大会連続出場
ベルとヌコノは?
と思ったんだけど、'86は出てないのね、カメルーン。
がんばって

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