W杯中継を新たなサッカーファンを生み出す契機に
2010年6月11日
W杯全64試合を契約者に無料で放送するスカパー!は、これを新たなサッカーファンを生み出す契機にしたいという。
サッカー批評47号「W杯中継向上委員会」でスカパー!のW杯製作総合プロデューサー、W杯推進プロジェクトの担当者両氏がインタビューに応え、同社のW杯中継について語っている。
スカパー!では、Jリーグアフターゲームショーを立ち上げるとき、地上波との差別化をどうするかを番組制作のポイントとして固め、そこで得たノウハウをW杯中継にも生かしていきたいという。
・全試合3分以上ハイライトを見せる
・ゴールシーンだけじゃなくて、ゴールからさかのぼって最低3プレーは見せる
・試合後の監督インタビューはできるだけ深い話をしてもらう
・判定についてもきっちり検証する
(MC:野々村芳和 アシスタント:寺田ちひろ)
また、今回のW杯中継を新規ファン開拓の場にしていきたいと担当者は語る。
「今まで弊社の活動は既にサッカーファンである方々に対してのものが主でしたが、新たなサッカーファンを生み出す・育てるようなアプローチにも力を入れる時期に来ているのかなと感じています。サッカーのポテンシャルを考えればそれも可能ではないかと。」
スカパー!のW杯中継は契約者無料であるのが特徴の一つ。普段、欧州やJリーグのサッカーセットを契約しているサッカーファン以外にも多くの人に楽しんでもらえる機会となる。
日本のサッカー界の不幸なところは、ファンの求めているものとメディアの出しているものがかなりずれていて、ファンはメディアに不信感を持ち、メディアは数字が取れないと嘆いていたりするところにある。
サッカーそのものの魅力を伝えようとするスカパー!の試みが、そうしたファンとメディアの間の穴を埋めるモノであればよいし、できるならそれが、W杯を機により広く一般の層を巻き込むところまで広がっていけば理想的だ。




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