フットサル個人参加に行こう~入門編
2010年6月22日
ワールドカップを見ていたら、ボールが蹴りたくなった…という方にオススメなのがフットサルの個人参加です。そこでまったくフットサル個人参加をしたことが無い…という方向けに、入門編をまとめました。
個人参加とは?
フットサルの個人参加とは、フットサル場で行われるフットサルゲームを中心とした2時間ほどのイベントです。その名のごとく個人がフットサル場に参加予約を行って、最低決行人数以上(だいたい10名程度)がそろえば開催されるというものです。個人といっても友人含めて2~3名程度で参加するパターンが多いようですね。もちろん1人での参加も多いですから、ご心配なく。
内容は、単純に参加者間でチーム分けをして、5対5のゲームを延々と繰り返すものがほとんどです。仕切りはフットサル場のスタッフが行い、キーパー(ゴレイロ)はチーム内でもちまわります。
チームは総当りしたところで組みなおされることが多く、1回の個人参加で2~4回のチーム変更が行われます。だいたいの場合は参加者で丸く円に並び、「3の番号」などで「1・2・3・1…」とチームを決めていく方式がとられます。
時間は20~22時や21時~23時の2時間で開催されることが多く、大学生や会社帰りの20~30代男性が多い印象です。レベル分けがされている個人参加もあり、初心者向けのコースでは女性や40~50代男性の参加者も見られます。ちょうど20時半から始まるワールドカップの試合も終わりましたので、20時から開始される回はちょうど良いかもしれませんね。
日程は各フットサル場に確認してください。予算は2時間で1000~1500円が相場です。
用意するものは、スポーツの出来る服装(できればサッカーやフットサルのトレーニングウェア、なければユニクロなど速乾性の上下が良いでしょう)と、フットサル場に合わせたシューズです。フットサル場には人工芝タイプ(屋外はほとんどこれ)と体育館タイプ(屋内はほとんどこれ)があり、人工芝タイプでは底面にポイント(凹凸)が着いたものを、体育館タイプでは底面がフラットであめ色のものを選ぶ必要があります。ほとんどの屋外コートにおいてトレーニングシューズの利用は可能ですが、スパイクはNGとなっていますがご注意ください。
よく見かけるのが底の厚いバスケットシューズやフィットネスシューズでの参加、またはスニーカーでの参加ですが、フットサルという競技を考えるとあまりオススメできません。どうしてもシューズが無くて…という時以外は避けるのが無難でしょう。
もしシューズを買うのが難しい場合、レンタルを行っている施設も多いですから、まずは問い合わせしてみるのが良さそうです。しかし自分の足にしっくりくるシューズを選ぶのが最もベターだとは思いますよ。
まったくの初心者でも大丈夫なレベル?
初心者の方が最も気にするのがこのレベルだと思います。私が埼玉県~都内の個人参加に参加し続けた結論としては、最も多いのが中高生程度までサッカーをしていた20代の参加者のように思えます。いわゆる「サッカー経験者」ですね。ただしサッカー経験者がいるからといって、競技レベルが上がるとも限らないのがフットサルです。サッカーをやってしまう人よりも、少し蹴り方を知っているバスケット経験者がいたほうがゲームとしては面白いかもしれません。
ちなみにほとんどのフットサル場では「初心者歓迎」と書かれていますが、休憩をはさむにしても2時間運動を続けることや8割がたサッカー経験者が参加することなどから、まったくの初心者が普通の個人参加に突然参加するのは危険であると考えます。できれば最初は「スクールつき個人参加(1時間練習、1時間ゲームなど)や「初心者限定個人参加」など、ゆったりとした空気の中でフットサルがどんなものか体験してみるのが良いでしょう。自分の限界・限度がわからず、早々に怪我をしてしまう人や1時間程度で体力の限界が訪れてリタイアする人を何度も見たことがあります。最初から無謀なチャレンジをすることで、怪我をしてしまったり、つまらないと思ってしまったりするのはもったいないです。
ゲームにおいて、初心者の場合はまず「ボールを蹴る」「ボールを止める」ということに注力するのが良いと思います。サッカーのイメージから「走ってボールを受けたい」「ドリブルで相手をかわしたい」「ロングボールですぐシュートへ」というイメージをする方が多いですが、最初からそのような難易度が高いプレーを選択するのはあまりにも無謀です。
まずは近くの人にパスをしましょう。そしてパスをもらいましょう。フットサルはパスゲームですから、まずはパスの交換をすることが基本となります。自分のパスから始まった攻撃がシュートまでつながるという楽しみを見出してみてください。パスは仲間とのコミュニケーションなのです。
最初はボールの蹴り方も止め方もわからないかもしれません。一番良いのはやはり1回はスクールに参加すること、そうでなければ他の参加者に聞いてみるのが良いでしょう。大体の人は気分良く教ええてくれますよ。
一応文末に動画でレッスンしてくれるサイトのリンクを載せましたので、そちらもご参考に。
個人参加で、これはやめよう!
最後に、「これをすると参加者から嫌われる」というパターンを載せておきます。賛否あるかもしれませんが、ご参考までに。
守備をしない
女性が一生懸命守備をしているのを横目に、前線でずっと待っている「殿様タイプ」な人。自分がボールを奪われてしまったのに、取り返そうとしない人。チームメイトはあなたの家来ではないので、別にあなたへとボールを献上するために個人参加へ来ているわけではありません。個人参加を楽しいものにするには、まず守備をする。これが大事です。相手に寄せるだけでもいいですから、まずは守備をしましょう。
キーパーをやらない
これはスタッフがしっかりと監視すべきですが、キーパーが持ち回りなのにもかかわらず、役割をつとめない人がいます。キーパーやったとしても、まったくやる気が無い人もいますね。怪我をされても困りますが、まったく何もしてくれないのも困るものです。ゲームがつまらなくなるので。最低限、与えられた役割はこなしましょう。
パスをしない
ちょっと経験者になると途端に増加するのが「ドリブル一直線」タイプの人です。いわゆるパスをしない人ですね。せめてパスを何度か見せてプレーの選択肢を増やしてからドリブルをするなど、経験者がゆえの余裕を見せて欲しいところですね。
失敗を責める人
プレーの失敗に対していちいち「チッ」と舌打ちしたりすることであからさまにプレッシャーをかける人がいますが、チームプレーの基本は「盛り立てること」です。ネガティブな反応をする余裕があるなら、「ナイスシュート」などと褒めるなり「次はこうしよう」ですとか「もっとシンプルにいこう」とコーチングするなりしてお互い気分良くプレーしたいものです。
ただし「失敗を責めること」と「声をかけること・声を出すこと(コーチング)」はまったく違った反応です。改善するため、もっと楽しくするためであれば、どんどん声を出すべきですし、それに対して気分を悪くするのはちょっと違うと思います。
メガネで参加
これは参加のハードルを上げるので難しいところではありますが…メガネでスポーツをするのは自他共に危険です。良く「自己責任だからいいだろ」という人がいるのですが、メガネが相手に当たって深い切り傷を与えることは珍しくもなんともありません。僕も競ったときに後頭部を切られたことがあります。大怪我をする・与える可能性があるメガネでのプレーはやめましょう。みなさんコストをかけてコンタクトレンズを装着していますよ。コンタクトが無いから、というのは単なるエゴです。
(追記)
コメント欄でもご意見をいただきましたが、ここで言う「メガネ」は一般的な生活で利用するメガネです。スポーツメガネ(サッカー用もあります)を利用するのであれば問題は無いと思います。ご存知のとおり、元オランダ代表のダービッツは緑内障の影響で、ゴーグルを付けてプレーをしていましたよね。この辺りに対する理解が低いと言うのは、ご指摘のとおりだと思います。
ということで、少し長くなってしまいましたが、これを機に「見ること」だけでなく「プレーすること」にも興味をもっていただけたらなあと願っています。
(中山記男)
link
教えて!フットサル(動画での基本技術紹介) (エンジョイフットサル)
フットサルコートガイド(フットサル場の検索)
フットサルコート情報(フットサル場の検索) (LaBOLA)
個人参加で明らかになる、各フットサル場の問題点 (サポティスタ)


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