コートジボワールの人々との親善が傷付くことのないように
2010年8月 6日
在コートジボワール大使・岡村善文さんが自身のブログで在京コートジボワール大使のボア大使と食事をした際のエピソードを明かしています。
W杯前の親善試合で、コートジボワールのエース・ドログバは日本代表の闘莉王との接触で骨折し、良い状態で本大会に臨むことができませんでした。
岡村大使がその件に触れると、ボア大使は、それはとても残念な事故であった同時に、とても胸を打つことでもあったとして、次のように語ったそうです。
「あの事故以来、日本の全国から、在京のコートジボワール大使館に対して、ものすごい量の手紙やメールが来たのです。残念なことになった、申し訳ない、ドログバ選手の早い回復を祈る、コートジボワールの人々との親善が傷付くことのないように、と。」
「私たちは、日本の人々の心に大変感動しました。それで、決めたのです。届いた手紙やメールを、できるだけたくさん、日本語からフランス語に翻訳して、本国の大統領のもとに送りました。これだけの反響がある、だから、本国政府では決して日本のことを悪く言わないように、と。」
「ちょうど、横浜で講演会があって、私がコートジボワール大使として出席したのです。そうしたら、講演会が終わってから、一人の老婦人が私のところにやってきて、私の手を取って、ただ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、と。」
ボア大使は、心なしか声を詰まらせてこのエピソードを語ってくれたそうです。
link
ドログバ選手と老婦人(コートジボワール日誌)


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