コラム

第86回高校サッカー選手権展望(前)

サポティスタ編集部

毎年恒例、
エルゴラッソ編集部・川端暁彦氏を招いての高校サッカー選手権展望。
昨年まではTVブロスの連載でやっていたのですが、
今年は紙面の都合で、サポティスタでやることに。
その分、字数に制限がないので思う存分話していただきました。
(→後編

第86回全国高校サッカー選手権大会トーナメント表
http://www.ntv.co.jp/soc/greport/index.html

岡田●では、まずは全体の傾向から行きましょうか。

川端○千葉の決勝を見に行ったときに、某専門誌の人が「今年の選手権も『混戦』って言っておけば当たるだろ」って言っていて、その辺にいた人は全員爆笑してたんですけど、間違いなくそれは事実ではあるんですよ。最近の傾向で、絶対的な優勝候補がいない。昔の市船、国見、強かった頃の東福岡みたいな、ここを推しておけば問題ないだろ、というところは今年も例によってありません。去年も盛岡商が優勝しましたけど、ベスト8クラスの力があれば、あとは、ちょっとした粘り、ちょっとした運不運の差で上までいける。見方によっては、すごく面白い傾向だとは思います。

岡田●ベスト8を狙える力があれば、あとは横一線?

川端○そうですね。全然いけますね。松澤先生が鹿実で優勝した2005年に「今の高校サッカー、優勝を狙えるチームは100か50か、そのくらいはあるだろう」って言ってたんですよ。一瞬、ええっ、って思ったんですけど、実際、それくらいあるな、と思います。もちろん、年度単位で見ると100もないと思いますけど、今回出ているチームでも半分くらいは可能性を持っているんじゃないですかね。

ただの都立高校ではありません

川端○三鷹対高知中央。国立の開幕は初出場同士の渋いカードになりました。三鷹は都立高校ですけど、普通の都立高校ではないんですよ。部員が150人くらいいて、今回出場しているチームでも1番か2番くらいに多いんじゃないですか。先生も山下先生という、東京都のトレセンの担当をやっている先生なんですよね。Jにすぐ行きます、みたいな選手がいるわけではないですけど、びっくりするくらいいいチームです。パス繋ぐサッカーで、アイデアのある選手がいて、キャプテンの北見くんなんかは体は小さいですけど、ボールを受けるのも出すのも上手くて、トレセン的にすごく評価されるタイプの選手ですね。切り札は20番の林。彼は持っているものが他の選手とは違う。持久力がすさまじいんですよね。行ったり来たり繰り返しても全然問題ない。ジャンプも独特で、171cmしかないんですけどヘディングが強いんですよ。あと、山下監督はスペシャルにおもしろい方です。キャラが立ち過ぎなくらい立ってますね。

岡田●どんなキャラなんですか?

川端○優勝を決めたときのインタビューで全国ではどうですかって聞かれて、「もう、都代表として全国で活躍するのは帝京さんに全部任せます。僕らは楽しんできますよ」とか、全国大会へ向けた課題を聞かれて「勉強ですね。ちょっと勉強がおろそかになってるんで、とにかく勉強させます」とか。そんなことを言っちゃうような面白い人です。そういう楽しくて有能な指導者に教わってる選手は幸せですよ。
 高知中央は正直よく知りません。ただ高知は、ずっと高知高校と明徳義塾が完全な2強で、それ以外はノーチャンスな状態が続いていたんですけど、高知中央は3年前に休部していたサッカー部をやり直しさせて、新しくスタートを切った年代が今年3年生になったんですね。そういう再スタートとか、新しいスタートを切った世代が強くなるっていうのは若年層のサッカーの一つのパターンなんですよ。

岡田●自分で道を切り開いた世代は強いってことかな。

川端○強いですね。1年生のときから3年生のチームと戦うわけじゃないですか。勝手にハイレベルな中で揉まれることになるし、いきなり一番上の学年だから責任感も育つ。JFAアカデミーもそれを狙って、1年生のチームで3年生の大会に出て、みたいなことをやっていますけれど。

岡田●続いて西が丘の帝京に行きましょうか。三鷹の分も結果を残さなきゃいけないし(笑)。

川端○三鷹の分も結果を残すことを考えると、ちょっと苦しい組み分けに入ったなという印象はありますよね。さっきのベスト8を狙えるチーム理論で行くと、このブロックはほぼ全部が狙えるチームじゃないかな。帝京は5年ぶりの選手権ですけど。5年前に監督が古沼さんから廣瀬さんになったんですよ。だから、ちょうど入れ替わりがあって、今の3年生は廣瀬さんが監督になってから入ってきた子たち。今年は廣瀬さんが自分で選んだ選手たちが3学年揃った初めての代なんですよ。だからやっぱり先生にもすごくこだわりがあったみたいで。

岡田●さっきの再スタート理論だね。

川端○帝京といえば狭いグラウンドが有名だったんですけど、去年の冬に新しいグラウンドができまして。一緒に寮もできたんですよ。各学年10人ずつ寮に入っていて。これは、遠方から来る選手を受け入れるための寮ではなくて、近くにいる選手も入れる。わりと修業道場みたいな。

岡田●エリート育成機関か。

川端○それが斬新だなと思ったんですよね。キャプテンの浦田くんなんかも、東京出身で帝京まですごい近いんだけど寮に入っている。初めて親元を離れての経験で、自分でもすごく変わったって話をしていました。それで結果も出ていますしね。駒も揃っているから、ひょっとしたらひょっとするぞって感じなんですけど。ただ、経験値が全部リセットされた感じもあって。名門ならではの経験みたいなのが全然ないんですよ。西が丘の東京都予選決勝でも、みんな緊張しちゃったって言っているし。全盛期の帝京なら、相手を呑んじゃって、みたいな展開だったんですが。これが今までの帝京とは違うなと。そこですよね。たぶん選手権でも緊張すると思うんですよ。だから初戦はすごく厳しいと思います。ただ、初戦を抜ければ選手はいるので……ってところですよね。

PK勝ちがトラウマに

岡田●同じブロックだと、尚志×広島皆実。

川端○皆実は去年ベスト8、高円宮杯でもベスト8に入っていますし強いですね。ここは去年、PKで勝ちまくって。

岡田●確か全部、PKで勝ち上がった……。

川端○そう。それが彼らのトラウマになっていて。いろいろ言われたじゃないですか。ネットでも新聞でも雑誌でも。そうとうみんな傷ついたみたいですよ。話を聞くと、点を取りたい、点を取りたいって、みんな言いますね。今年も売りはディフェンスなんですけど、それって全然ネガティブなことじゃないと思ってるんですよ。40分ハーフですぐPKというルールなんだから、お互いの守備のレベルが一定なら、0−0でPKに行っちゃうことはあるでしょ。ものすごくディフェンシブなサッカーをして、わざとPKを狙って勝ち上がったなら「どうなのよ」って声が出るのは当然だと思うんですけど、別にそういうサッカーをしていたわけではないので。悪く思う必要はないと思うんですけどね。今年は去年からのレギュラーが半分以上残っていて良いチームですよ。キャプテンの加藤もいいし、ディフェンダーの林くんも167cmしかないんですけど、去年は伊藤翔を完全に封じ込んだタフなDFですよ。GKの増田も大会屈指の選手だと思います。高橋くんなんかも代表歴ある選手ですけど、彼も上手いです。浜田くんはファンタジスタ。気まぐれな感じですけど、はまればおもしろい。強いと思います。ちなみに、県予選は失点ゼロです(笑)。

岡田●でも県予選は点取ってるんでしょ。

川端○点取ってます。失点ゼロは、誇るべきことではあれ、ネガティブにはならなくていいと思うんですよ。ちょっとおもしろおかしくみんなに書かれてしまった部分はあると思うんですけど。今、高校生はみんなネットを見てますし。

岡田●でも、そういう世の中だからね。ネットで叩かれるのとか、慣れておいた方がいいですよ。プロになったら、もっと無茶苦茶言われるし。

川端○まあ、ほとんどの選手はプロにはならないですけどね。

岡田●そういえば、そうだね。

川端○尚志も良いGKがいて、セットプレーが強くて良いチームです。次は青森山田ですか。山田は今年もいいチームですね。自分は布啓一郎の正当な後継者は黒田先生だと思っているんですけど。

岡田●それはどういう意味で?

川端○サッカー的にですね。

岡田●じゃあ、カチッとしたサッカーするんだ。

川端○もうカッチリキッチリですね。10番の佐々木はこの大会のトップ5に入るFWだと思います。こういうサッカーをやると、前に決められる選手がいるかどうかが一番大きいので、佐々木と、岩崎という小さいドリブラーと、今年は前にアタッカーが揃っているのがでかい。大久保くんというユース代表候補のDFもいるし、去年からのレギュラーも残っていて悪くない。ベスト8以上の力は当然あるチームです。が、初戦は作陽。野村IDサッカーです(笑)。準優勝した去年に比べると個々の力は、とくにアタッカー陣のタレント性では、少し落ちるかなという印象は正直あります。どちらの監督も、いじったりつぶしたり、ということが大好きな監督なんで、ガチガチな試合になると思います。

岡田●ある雑誌の人が、田嶋さんだったか小野さんだったかに、育成についておもしろい取り組みをしているところを紹介してくださいって聞いたら、作陽を挙げられたらしいんだけど、何か作陽の、野村監督のチーム作りに特徴というのはあるの?

川端○野村監督は組織ですね。これだけ組織を作る監督はいないと思いますよ。それも小さいグループ戦術をすごく大事にするんですよね。高校だから年度ごとにバラつきは出るんですけど、組織力だけなら、毎年全国でも一番か二番みたいな。

岡田●確かに作陽は毎回、作陽のサッカーだよね。

川端○一人、昨年の村井みたいな選手がいると変化が付いておもいしろいんですけどね。このチームは、小野さんが監督時代に大好きだったパターン攻撃みたいなのが多いんですよね。田嶋さんの評価が高いのはよく分かります。

伝統校同士の隠れ好カード

川端○秋田商と神戸科学技術は一回戦屈指の隠れ好カードですね。

岡田●地味な対決ですね。

川端○でもおもしろいと思いますよ。秋田商は36回目の出場だけど、過去35回のうち上の7つくらいには入っているんじゃないかな、と(笑)。あまり評価されていないですけど、間違いなく強いですよ、このチーム。

岡田●上の7つって微妙だね。

川端○まあ、上2つは優勝してますからね。近年で言うと、熊林の代以来だと思います。これだけ駒が揃うってことは秋田ではなかなかないんじゃないですかね。中心はFC東京に内定している下田くん。

岡田●FC東京は需要が多いんで、ちょっと詳しく(笑)。サポティスタ嫌いとか言いながら、案外読んでる人が多いんだよね。

川端○自分もサポティスタは嫌いですよ(笑)。下田くんは今年の9月に靭帯を切りまして秋田県予選には1試合も出られなかったんですよ。で、中心選手が抜けて、残されたメンバーで勝ち進む、みたいな経験をしたわけですが、これをすると大抵チームは強くなります。秋田商にとってでかいなと思っています。下田がどれくらいのコンディションで戻ってこられるかというのはあるんですけど。下田くんは「あきたの今野」って言ってましたけど、フィジカルが強くて潰す能力がめっちゃ高いですね。ただ、彼の特徴が秋田商だと上手く出ない面もある。秋田商の中で見ると、彼は上手い選手なんです。となると求められるのは攻撃面。彼が攻撃に絡んだ方がいい攻めができるから、もっと攻めに絡め、と言われる。だた、本来のタイプ的には、DFラインの前をがっちり固めて潰し役に徹した方が、彼個人の良さは出るんですよね。評価が微妙な選手になっているのはそのせいだと思うんですけど。東北代表なんかでやると、技術的にもチームの中の平均レベルになるので、ディフェンスやれよって形になるから。ブラジル代表戦も日本代表戦も、彼がスペシャルな仕事をして勝ったんですよ。だから、チームでは、本来の持ち味とは違うものを求められている難しさとかはあるんですけど。

岡田●じゃあ、本来の役割で使えば期待できると。

川端○期待できると思います。

岡田●じゃあ今年、今野が抜けても大丈夫と。

川端○いや、それはまだ全然(笑)。高校時代の今野と比べてもそんなに遜色ないかなとは思ってますが。ただ、今野はプロに入ってからぐっと伸びた選手ですから。他にも、いい選手はいるんですよ。2トップもいい選手だし、二部くんも渋くていい選手です。ディフェンスの神田もいいですね。あとはFWの佐藤正弥が県大会開始早々骨折しまして。ただ、県大会の開催が早かったので、選手権には間に合うって話なんですよ。彼がいないとちょっと苦しいかもしれませんけど。秋田商は、プレス、プレス、プレス、プレスからのショートカウンターみたいなのを愚直にやってくるので、科学技術は苦しむかなって気がします。科学技術は御影工業が神戸工業と合併してできた学校で、26年ぶりの出場と書くところもあるし、初出場と書くところもある。解釈が分かれるところです。

岡田●御影って、ずっと昔に強かったところ?

川端○そうですね。御影師範の流れを汲む学校です。直接の繋がりはないんですけど、ただ関係者は御影のプライドは持っていますよ。ここは本当にスペシャルな選手はいないんですけど、いいチームですね。野洲と練習試合をやって、5−0で勝ったみたいですし。そのくらいの力はある学校です。ただ、実質初出場ですから、選手権独特の風の中でどれだけやれるか。いきなり秋田商というのは不運だったかもしれませんけど、この試合は面白いカードです。

岡田●次は埼スタの2試合に行きましょうか。

川端○どちらの試合にもJ内定の選手がいます。羽黒の注目は京都サンガ内定のウイリアムくんです。羽黒はブラジル人留学生が柱になっているチーム。第二の青森山田なんて言われ方もしますけれど。山形の新興勢力で、関東・関西の子供がすごく多いんです。ユースに上がれなくて流れてきた選手が主軸。城間くんなんかは川崎のユースに一回入ったんだけど、チームと合わなくて移籍してきた選手です。監督も元Jリーガーの本街さんで。ウイリアムくんは、普段はDFラインの前にいるんですけど、ブラジル人なんで前に行くんですよ。最初から前にいればマークできるんだけど、後ろから来るもんだからできないんですよね。だから、結構やられると思いますよ。あとはDFが頑張れば。

岡田●逆にウイリアムくんが上がったときが危ないと。

川端○だから、監督は上がるな上がるなって言ってるそうですけど(笑)。

岡田●わりと闘莉王チックですね。

川端○攻撃に関しては歴代最強じゃないかって本街監督も言っています。

岡田●おもしろそうなチームだな。次は前橋育英。育英ダービーですね。

川端○前橋育英はトータルすると、高体連の中では一番タレントいますよね。みんな大学サッカーとかでも活躍しますし。青木くんは大宮に行きます。U18代表ですね。青木と10番の廣瀬が2枚看板。彼も代表選手。層が厚いんですよね。前橋育英伝統の14番、米田もいいですね。

岡田●14番が伝統なんだ?

川端○14番はエースナンバーというか、一番期待度の高い選手がつける番号。松田直樹も14番です。茂原も14番。去年は廣瀬が14番を付けていました。あと、佐藤穣も2年生ですけど、スペシャルなものを持った選手。アイデアがあって、よく動けて。いや、いいメンバーが揃いましたよ。ただ、エースの木原って選手がいるんですけど、この子が怪我していて、ちょっと間に合うかどうか。今年はFWがいなくてそこで苦労しているんですけど。勝ち上がりってことを考えると、どうなのかってところですよね。ここが負けるとすれば決定力不足だと思います。本職がFWでない子をなんとかごまかして使っている感じなので。

このチームの最大の武器は松澤先生ですよ

岡田●駒沢の矢板中央×大分鶴崎。これはまた地味なカードですが。

川端○地味なんだけど地味じゃないよ、と。寒い中で2試合も見たくない、1試合で十分だ、という人はここですね。東京在住であまり遠出もしたくないよ、大晦日からそんなに出かけてられるかって人はここにどうぞ。矢板中央9番の富山くんはU17W杯の候補に最後まで残っていた子ですけど、やっぱりスペシャルなものを持っていますね。スピードがあるし、足元もしっかりしているし。大塚くんっていうサイドバックもあまり注目はされていませんけど、走れるし蹴れるしいい選手です。キャプテンの本田くんを中心に後ろが我慢できれば。富山くんなんかは来年、Jに行くと思いますし、先物買いしたい人はどうぞ。大分鶴崎は、実はダークホースです。ここはひょっとしたらひょっとするかも。大分トリニータのU18が最近全国から選手を取るようになって、かなり選手を集めているんです。その結果、U15からU18に上がれない子や、大分の他のクラブから実力があってもセレクションに通らない子が増えたんですよ。その選手たちが鶴崎に流れて、鶴崎が強くなっているという面がある。

岡田●地元の有力な子が鶴崎に来るようになったのか。

川端○そう。なんであの選手が上がれないの? みたいな選手が鶴崎に来るようになったので。エースの河野くんなんかが典型ですけど。三重野先生は、ムービングサッカーという何か懐かしい響きのサッカーを目指していて。攻守によく動くサッカーを実際、やれています。去年のレギュラーも結構残っているんで、ここは実はおもしろいと思いますよ。DFの阿南は大分のユースに上がれなかった子、桂木もそうですし渡辺もそう。カティオーラも大分で一番強いクラブチームで、この2つの出身者が中心になっているんですよね。河野くんはまだ2年生ですけど、来年はかなり注目株になっているんじゃないですかね。阿部くんが中心で。いいチームです。初戦が矢板中央というのはついてないなと思うんですけど、そこを抜ければ結構いけるんじゃないですかね。

岡田●同じブロックだと、鹿実はどうなの?

川端○今年は大分鶴崎の方がタレントはいると思います。ただ、鹿実は松澤先生の持っている経験値みたいなのがずば抜けていますから。選手の心理的なマネージメントとかがすごく上手いんで。タレントの質なら大分鶴崎なんですけど、実際にやったら互角の試合になるでしょうね。今年は大園っていう見るからにでかいセンターFWがいて、嘉っていう地味だけどいい仕事するボランチがいて。桜島出身の川村武蔵くんがスーパーサブです。でもこのチームの最大の武器は、松澤先生ですよ。上手いし、本当にかっこいい。話を聞いているとこっちが引き込まれますからね。

岡田●そういう人としての魅力って大きいね。

川端○むしろ一番大切なのはそれじゃないですか、とくに一番上の人間は。わがまま放題の世代の選手たちをまとめて、同じ方向を向かせて戦わせなきゃいけないんだから。ちょっとしたことで沈んじゃう子もいるし、すぐ天狗になる子もいるし、それをマネージメントしなきゃいけないんだから大変ですよ。技術的なこととか戦術的なことっていうのは、その次に来るんじゃないかと。

後編に続く

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