コラム

大崎で初めてのJ開幕を迎える「Footnik」(後)

岡田康宏(サポティスタ)

 2007年10月25日。「Footnik」大崎店がオープンした。副都心として、ここ数年、急速に発展している大崎の駅から線路を挟んですぐ向かい。地上30階地下2階のオフィスビルを中心に、屋外多目的スペース、ショップ&レストラン、ホテル、フィットネスクラブ、メディカルセンターなどからなる複合施設「ThinkPark」の1階。高い天井、目の前にはフットサルコート。今までのフットボールパブのイメージから、また大きく一歩踏み出したのが「Footnik」大崎店だ。



 店長を務めるのは、98年フランスW杯のあと「自分もフットボールパブがやりたいので勉強させてください」と、大学を休学して働きに来たという日高さん(32)。
 後半は「Footnik」の今後の展望を大崎店店長である日高さんに聞いていく。

【ふと立ち寄った人が楽しめる場に】
 大崎店と恵比寿店では客層が全然違いますし、サッカーの見せ方も少し変えていこうと思っています。

 恵比寿店は外国人も多く、客層がとても幅広いんですけど、大崎店は上にあるオフィスビルの方がお客様の中心になりますので、日本人のサラリーマンが多く、年齢層も少し高めです。

 まだ恵比寿店ほどサッカーファンのお客様がついていないこともありますし、これまでずっと、サッカー1本にこだわってきたんですけど、ここではまた違う見せ方が必要になるのかなと。

 まずはサッカーファンの方をしっかり捕まえて。そこからどう広げていくか。例えば、サッカーがないときに、いかにお客さんを集めるかが課題で、もちろん、サッカーが一番大事なんですけど、大崎店は、それ以外にもちょっと冒険してみたいなと。今までのコアな感じからオープンな感じに変えていくというのを、このお店からやっていこうかなと思っているんです。

 最初からサッカーを見に来る人たちだけじゃなくて、この場に居合わせた人たちが「サッカーもいいな」と思えるように。ふと立ち寄った人が、みんなと一緒にサッカーを見て、楽しい時間を過ごして帰ってもらえるように。そういう路線がいいかなと思っているんですよね。

 新しいお店ができると、どうしても以前のお店と比べてしまうんですけど、このお店は、とくに女性受けが良いんですよ。高田馬場は女性受けは良くなかったですからね。高田馬場は地下で、恵比寿で地上に出てきて、だんだん明るみに出てきてる(笑)。



 目の前にあるフットサルコートと関連付けたイベントもいろいろとやっていきたいし、今は毎週金曜日にDJイベントをやっているので、夏場になったら、テラスも空けて、お店とフットサルコートと、2箇所にステージを作ってイベントをやったらおもしろいんじゃないかとか。そういうアイデアはもういっぱいでてきているんで。サッカー以外の部分でも、いろいろやれたら、もっと幅が広がっていくんじゃないかと。



【2012年、ロンドンに出店!】
 今後の第一目標としては、2012年オリンピックに合わせてロンドンに店を出したいんですよ。もちろん、ブリティッシュスタイルは向こうが本場なので、今のフットニックをそのまま出すということではなく、逆に日本テイストのものを向こうに紹介していきたいんです。

 ロンドンには留学生も日本人の在住者も多い。だけど日本人が集まる場所があまりないんですね。だから、そういう日本人のコミュニティにもして行きたいし、逆に、ロンドンの人たちに、日本のことを知ってもらう場にもしたい。寿司バーとかはあるんですけど、ちょっと敷居が高いので。そこに、ジャパニーズパブみたいなのを作って、日本テイストを伝えられたらな、と。もちろん、そこではJリーグを流しますよ。


Footnik :: British Football Pub

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